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連日38度超のパリ猛暑、フランス人が本気で実践する「濡れパジャマ」「濡れ靴下」の驚くべきローテク生存ハック

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パリ 猛暑
猛烈な暑さが続くパリ。パリ流の猛暑対策とは?((c)Joséphine Brueder/Ville de Paris、出典:Paris.fr)
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以上、パリの住人の猛暑対策でした。パジャマやタオルを濡らして寝る、という方法がメジャーなことには驚きました。筆者も試したところ、確かに快適でしたが、湿度の高い日本には向かないかもしれません。そしてもう一つ印象的だったのが、「パリの街がエアコンの室外機で覆われてしまうのは残念」と、全員が口をそろえて言っていたことです。是が非でもエアコンが欲しいと思っていないことも、印象的でした。

(c)Guillaume Bontemps/Ville de Paris

暮らしの中の小さな喜びも重要

これらのインタビューを終えた猛暑のパリの夕方。自転車で帰宅する道中に、噴水の広場でくつろぐ人たちを眺め、つくづく思いました。「この人たちは外で過ごすこの自由を、絶対に手放さないだろう」と。

エアコンの効いた室内の快適さもいいですが、テラスで夕涼みができる、そんな小さな喜びも暮らしには重要です。もしかするとパリにエアコンがないもう一つの理由は、「外で過ごす自由なライフスタイルが好きだから」かもしれません。そのためにも、緑化、歩道化、水飲み場やミスト機の設置、そしてセーヌ川遊泳化です!

もしパリが、エアコンなしでも快適に猛暑をしのげるモデルを示すことができたなら、世界中の都市がエアコンを減らし、ローテクソリューションに移行し始めるかもしれません(もちろん、湿度など気候条件が異なるので単純に真似はできませんが)。今、世界中の多くの都市が、車社会から自転車社会へ、歩行者社会へと移行していることからも、そう感じられるのでした。

2026年7月の夕涼み風景。猛暑でも夕方になり気温が下がった途端、公園のベンチやカフェのテラスに人が集まる(撮影:Keiko Sumino-Leblanc)
2026年7月4日セーヌ川開きにて、エマニュエル・グレゴワールパリ市長と、リュシー・カステットパリ12区区長(撮影:Keiko Sumino-Leblanc)
(撮影:Keiko Sumino-Leblanc)
●参考
Météo France
roofscapes studio
Paris.fr
Fraîcheur de Paris

取材・文/Keiko SUMINO -LEBLANC

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