『日曜の夜ぐらいは…』に登場するパンダのオブジェは、撮影のために制作されたもの。現在でも聖地巡礼で訪れる作品のファンを楽しませています。
「撮影後は滝山団地に寄贈されました。ただ、強度の問題でそのまま設置することが難しかったため、オリジナルは保管し、強化素材で複製したものを同じ場所に設置しています」(滝山住宅管理組合)
そして『団地のふたり』以降も、同じくNHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』(25年)や、『明日はもっと、いい日になる』(25年、フジテレビ)、『リボーン 〜最後のヒーロー〜』(26年、テレビ朝日)など、次々とドラマに登場することとなります。
『しあわせは食べて寝て待て』については、当連載の別の記事でも紹介していますが、こちらは『団地のふたり』とは異なり「3街区」をメインに撮影されました。
「滝山団地」がロケ地として“引っ張りだこ”の理由
団地のシンボルであり、「バナナ塔」と呼ばれているコンクリートオブジェは、「前田商事屋外美術研究所」が手がけたもので、団地内に2カ所設置されています。『団地のふたり』では2街区、『しあわせは食べて寝て待て』では3街区のものがそれぞれ登場しました。
60年代当時の団地では、このようなコンクリートオブジェを作ることが流行していて、これらも当時の「団地らしさ」を物語る貴重なスポットであると言えるでしょう。
さらに最近では、現在公開中の映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』で、実際に2街区にある部屋にて、予告編にも登場する印象的なシーンが撮影されました。


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