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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

『団地のふたり』モデルとなった"実在の部屋"を訪問! 築58年「滝山団地」が"住民の高齢化・バス減便"でも再生できたワケ

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団地のふたり 滝山団地
NHKドラマ『団地のふたり』の舞台となった団地の中にお邪魔してみると……(撮影:梅谷秀司)
  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家
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滝山団地へは、西武新宿線の高田馬場駅から急行で約25分の花小金井駅(小平市)で下車し、そこから路線バスで行くことができます。他に、西武池袋線の東久留米駅やひばりヶ丘駅、清瀬駅、さらにJR中央線の武蔵小金井駅からもアクセスが可能です。

高度経済成長期の1968年に「滝山団地1街区」と呼ばれる賃貸住宅エリア(現・UR滝山、1096戸)がオープンし、翌69年に、分譲エリアである「2・3街区」(1400戸)が、さらに70年に「滝山第2団地」(720戸)がオープンしました。

オープンから60年近く経ちますが、分譲・賃貸あわせて3000戸を抱える1つの「街」となっています。

団地の分譲エリア「2街区」の入り口である「滝山五丁目」のバス停。この雰囲気、2026年春に放送された大人気ドラマ『リブート』のロケ地にも似ています(撮影:梅谷秀司)

『団地のふたり』の部屋のモデルとなったのは「実在する1室」

『団地のふたり』が撮影されたのは、主に分譲エリアである「2街区」。団地内にいくつかあるバス停のうち、「滝山五丁目」が最寄りで、このバス停から団地に向かう歩行者用通路やベンチは、本作でも頻繁に登場します。

敷地内にある公園では、主演の2人が夕日を眺めるシーンで登場する黄色いすべり台が特に印象的です。また、同じくピンク色の「船」の遊具は、2人が太極拳をするシーンの背景として登場しています。

団地内の公園には特徴的な遊具が点在しています。こちらの黄色いすべり台はドラマ内にも登場しました(撮影:梅谷秀司)
ドラマでは、朝、住民たちが公園に集まって太極拳をするシーンがたびたびあります。主人公の2人の背景にあったピンク色の遊具も印象的です(撮影:梅谷秀司)

そして、作中に登場した部屋のモデルとなったのは、団地内のとあるお宅。

分譲区画では、入居開始から50年以上が経ち、大部分が住民によって改装されている中で、こちらの部屋は昭和の雰囲気がそのまま残っており、キッチン(サンウェーブ〈現・LIXIL〉社製)やガラス扉、昔ながらの呼び鈴ならぬ「呼び出しブザー」がそのまま使われています。

窓やベランダの風景は実際に団地で撮影されましたが、部屋の内部は忠実に再現されたセットをスタジオに作り、撮影されたといいます。

レトロなキッチンタイルが可愛らしい、こちらのお部屋は『団地のふたり』のモデルとなったといいます(撮影:梅谷秀司)
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