有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

「こっちが正しいのに、あの部署は協力してくれない」は不毛な考えだ…他部署の人を「敵→協力者」に変える3重要ステップ

9分で読める
社内で打ち合わせをするビジネスパーソンのイメージ
部署間の対立で疲弊しないために大切なこととは?(写真:takeuchi masato/PIXTA)
  • 山本 大平 戦略コンサルタント/F6 Design株式会社 CEO
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

もし現在、特定の業務で他部署と押し付け合いが起きているなら、それは担当者の態度の問題ではなく、単に「境界線の整理不足」という経営構造上の問題です。

なので「誰が悪いか」を議論するエネルギーを、「どの手順に所有権を設定するか」というルールづくりに振り向けてください。一度ルールとして仕組み化してしまえば、それ以降の判断に感情を使う必要はなくなります。

組織という「一つのシステム」を設計する

つまり、感情の整理とは相手を好きになることでも、自分を無理に納得させることでもありません。

『仕事ができる人の超整理術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

自分と相手の間に横たわる「情報の不備」や「構造の歪み」を客観的に眺め、どうすればエネルギーの漏れを防げるかを設計し直すことです。

「営業部がこう動くのは、この仕組みがあるからだ」

「それなら、このタイミングでこの情報を渡せば、摩擦は起きないはずだ」

このように組織を一つの巨大な「仕組み」として捉え、その目詰まりを解消していく。

その知的なプロセスを楽しめるようになったとき、あなたは部署の垣根を越えて、組織全体を動かす「真のリーダー」へと進化していけます。

感情というノイズを振り払い、構造という「地図」を広げる。

その冷静な整理が、あなたを不毛な対立から救い出し、周囲から「あの人が入ると仕事がスムーズに回る」と絶大な信頼を寄せられる人間へと導いてくれます。

【続きを読む】「頼まれると断れない」も「自分がやったほうが早い」もどちらも危うい…タスクの濁流に飲まれる人が知らない"整理のコツ"

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数