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ライフ #ジモトのアタリマエ──観光客の知らない知恵と常識

「実は"日本三大"が3つもある」「東京ドーム約25個分の公園が…」地元が教えたくない《なにもない佐賀》本当の暮らしやすさ

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唐津の海
福岡から地下鉄1本と便利で、海もきれいな唐津(写真:編集部撮影)
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ところで、嬉野の物件情報を眺めていると「宅内温泉は別途権利金が必要」といった記載を見かけることがある。そういえば昔、親戚の家には温泉が引いてあると聞いたことがあった。詳しい仕組みは知らないが、毎日あの温泉に入れたらQOLと美肌度が爆上がりしそうだ。

なにもないから、広い

ここまで散々自慢しておいて言うのもなんだが、佐賀には正直なにもない。でも、「なにもない」からできることがある。

毎年佐賀で、アジア最大級のイベントが開かれていることをご存じだろうか?世界から100機以上のバルーンが集まる「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」だ。会場となる嘉瀬川河川敷は約8キロにも及び、端から端まで歩くと約2時間かかる。建物も電線もない空に、見上げればバルーンという非日常がある。佐賀だからこそ、できるのだ。どぎゃん?(前編でも登場したけど「どや」の意です)

ハンドルのないバルーンは上昇と下降しかできず、横移動は風まかせ。風向きの違う風が何層も重なる佐賀平野の空は、日本屈指の競技エリアなのだ(画像:J6HQL/PIXTA)

広いといえば、吉野ヶ里歴史公園も広い。計画総面積は約117ヘクタール、東京ドーム約25個分だ。いやいや、どんだけ広いんだ。子どもが小さな頃に遊びに行った芝生公園は、ほんの一部分だけだけど、それでもヘトヘトになるくらい広かった。

公園というより、もはやひとつの町。「吉野ヶ里歴史公園」(画像:J6HQL/PIXTA)

佐賀と福岡の県境、三瀬にも広大な観光牧場「どんぐり村」がある。子どもの頃家族で遊びに行ったとき、山に放した犬が帰ってこなくなり、駐車場で3時間待ったことを覚えている。ポチ、帰ってきてくれて本当によかった……。

涙の思い出のどんぐり村だが、先日、来園者の減少と施設の老朽化で、早ければ2027年秋の閉園が発表された。見つかる前に消えていくのは寂しいものだ。行くなら、今のうちやけんね。

子どもが小さい頃によく連れて行ったという佐賀県民や福岡県民も多いのではないか。数年前に訪れた時には、チーズやパン、ホットワインが販売されていて大人も楽しめた。なくなるのは、やっぱり寂しい(画像:task/PIXTA)
 
野山で育った田舎者の筆者でも、どんぐり村に行くと「山だな〜」と思う。開けた安全な野山で思いっきり遊べる感じだ(画像:ymoky/PIXTA)
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