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ライフ #ジモトのアタリマエ──観光客の知らない知恵と常識

「実は"日本三大"が3つもある」「東京ドーム約25個分の公園が…」地元が教えたくない《なにもない佐賀》本当の暮らしやすさ

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唐津の海
福岡から地下鉄1本と便利で、海もきれいな唐津(写真:編集部撮影)
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現に、スタバが入ったリニューアル後、当時人口約5万人の町に、初年度にして100万人が訪れたという。

思えばこの図書館は、スタバが来る前から佐賀の最先端だった。木の梁と鉄筋コンクリートの柱を組み合わせたモダンな建物。吹き抜けで、仕切りのないひとつづきの大きな空間は、美術館のようにも迷路のようにも感じられ、散策したくなる。2階には図書館の本がズラリと並び、学習スペースもある。入り口近くには、佐賀の名産品をセレクトしたコーナーがあり、掘り出しものを見つけに足を運んでしまう。

図書館の奥には「武雄市こども図書館」もある。娘が小さい頃に帰省すると、私は借りた本を読み、隣で娘が絵本を広げていた。2階には「九州パンケーキ」のカフェがあって、小腹が空いても安心だ。

帰省のたびに用がなくても足を運ぶ武雄市図書館では、知人遭遇率がやけに高い。県外に住む友人ともばったり会う。森のくまさんもびっくりだ。

天井が高くて開放感のある吹き抜け。2階のフォトスポット位置から見ると、緩やかな弧を描いているのがわかる(画像:はるな/PIXTA)

またも「日本三大」な美肌の湯 

三大稲荷に続いて、もうひとつの「日本三大」が佐賀にはある。温泉だ。嬉野温泉は「日本三大美肌の湯」なのだ。残りふたつは知らなかったが、栃木県の喜連川温泉と、島根県の斐乃上温泉らしい。

地元民は旅館に泊まる機会はあまりないが、湯には入る。帰省時や友人が来ると、タオルと着替えを持って出かける。筆者が帰省するたびに行くのは、朝6時から開いている公衆浴場「シーボルトの湯」。江戸時代は藩営の浴場で、ドイツ人医師シーボルトも訪れたことからその名がついた。

大正ロマンを感じさせるゴシック風建築物「シーボルトの湯」。風呂上がりは、自販機で買った瓶牛乳かフルーツ牛乳を飲んでテレビを見ながら、連れが出てくるのを待つ(画像:kazukiatuko/PIXTA)

嬉野温泉街の真ん中あたりにあって、入浴料は大人450円。三大美肌の湯に、ワンコイン以下で入れるのだ。旅や出張で各地の温泉に浸かるが、嬉野温泉は、ぬるっと具合をどこよりも強く感じる。湯上がりの肌はツルツルのすべすべ。調べてみると、ナトリウムを多く含む重曹泉が皮脂や角質を乳化して洗い流してくれるそうだ。

朝早い時間帯は常連さんで、夕方は観光客で混んでいる。朝8時を過ぎる頃に行くと、朝の光を浴びながら湯に浸かれて最高だ。夕方前の早めの風呂も贅沢だ。

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