サッカー部の食堂としても使用している「竹山キッチン」は、地域にも開かれ、学生も接客や調理補助を担う。寮の食事づくりでは、1、2年生は料理長の指示を受けながら参加する。上級生の中には大人数の調理を任される学生もいる。
「最初は手を切ったりしながらですけど、食事も作れるようになる。生活力というか、総合的な力を身につけていくんです」(大森監督)
近隣の休耕地では学生が野菜も育てている。畑のリーダーを務める4年生の井原心人さんは、事業計画をつくり、栽培から販売まで担っている。畑は子どものころから馴染みがあったというが、本格的に行うのは神奈川大学のサッカー部に入ってからだ。
「野菜は、植えて、雑草を抜いて、水をあげて、収穫して、自分の口に運ばれます。誰かが汗をかかないと、みんなの食事にはならない。畑をやるようになって、遠回りに見えても、誰かのために動いたり目立たないことを積み重ねたりすることが、結局はサッカーにもつながるとわかってきました」(井原さん)
学生たちは地域行事や清掃にも参加
学生の活動は幅広い。住民として地域行事や清掃に参加するほか、小学生向けの学習支援や高齢者へのスマホ教室など、活動はさまざまだ。活動によっては、仕事として報酬を得るものもある。
さて、学生たちが暮らす部屋を訪ね、寮生活についても聞いてみた。


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