団地に学生のいる風景が日常になってきた頃、センター地区では空き店舗を使った次の取り組みが動き始めた。2022年度には国土交通省の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」に採択。大規模な銀行跡地や商店街の空き店舗を改修し、2024年12月に「竹山セントラル」と「竹山エアラボ」が開設された。
運営を担うのが、神奈川大学サッカー部を母体に設立されたNPO法人KUSCだ。学生の寮生活のマネジメントや地域活動をサポートし、自治会との調整、竹山セントラルや竹山エアラボの運営も行う。一部の仕事は、サッカー部員がアルバイトとして担う仕組みだ。
学生と住民が一緒に運動する姿
竹山セントラルでは、学生が健康体操をリードしていた。参加者は「1人だと続けられないですが、おかげさまでずっとやっています。楽しくてね。体を動かしたり頭を使ったり、本当にありがたい」と話す。
池に面したテラスでは、スマホ教室が開かれていた。電話のかけ方やLINEの使い方などを学生が教える。1年生の天野龍之介さんはこの日が初参加。
「ありがとうって言ってもらいましたが、教えること自体がすごく勉強になり、いい経験だなと思いました」(天野さん)
竹山エアラボは、低酸素・高酸素環境で運動ができる施設。地域住民と部員の双方が利用し、前出の高橋さんも通っている。「低酸素運動を続けて1年。息切れしない、歩くのに疲れなくなった」と自身の変化を話す。


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