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横浜の築55年「巨大な人工池がある団地」の中に"学生寮"をつくる→《高齢化社会を解決するヒント》がそこにはあった

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横浜にある竹山団地(写真:筆者撮影)
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団地に学生のいる風景が日常になってきた頃、センター地区では空き店舗を使った次の取り組みが動き始めた。2022年度には国土交通省の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」に採択。大規模な銀行跡地や商店街の空き店舗を改修し、2024年12月に「竹山セントラル」と「竹山エアラボ」が開設された。

ガラス張りの施設が「竹山セントラル」。新施設の整備には神奈川大学建築学部の教員や学生も関わった。同大人間科学部では、団地住民の心身の健康や身体機能に関する調査・研究も行っている(写真:筆者撮影)
池に面したテラススペースも美しい。ここではスマホ教室や健康相談などが行われている(写真:筆者撮影)

運営を担うのが、神奈川大学サッカー部を母体に設立されたNPO法人KUSCだ。学生の寮生活のマネジメントや地域活動をサポートし、自治会との調整、竹山セントラルや竹山エアラボの運営も行う。一部の仕事は、サッカー部員がアルバイトとして担う仕組みだ。

学生と住民が一緒に運動する姿

竹山セントラルでは、学生が健康体操をリードしていた。参加者は「1人だと続けられないですが、おかげさまでずっとやっています。楽しくてね。体を動かしたり頭を使ったり、本当にありがたい」と話す。

この時間も盛況でたくさんの住民が集っていた。イスに座ったまま行える体操や手指を動かす動作もある(写真:筆者撮影)
高齢者向けの健康体操のほか、レッドコードを使ったプログラムやヨガなども受講できる。住民の健康指標の改善や事業効果の検証も進められている(写真:神奈川県住宅供給公社提供)

池に面したテラスでは、スマホ教室が開かれていた。電話のかけ方やLINEの使い方などを学生が教える。1年生の天野龍之介さんはこの日が初参加。

「ありがとうって言ってもらいましたが、教えること自体がすごく勉強になり、いい経験だなと思いました」(天野さん)

天野さんの高校時代のサッカー部監督は、大森監督の教え子だった。天野さんも高校時代から地域活動に取り組んでいたという(写真:筆者撮影)

竹山エアラボは、低酸素・高酸素環境で運動ができる施設。地域住民と部員の双方が利用し、前出の高橋さんも通っている。「低酸素運動を続けて1年。息切れしない、歩くのに疲れなくなった」と自身の変化を話す。

ランニングマシンやバイクなどの機器が揃い、インストラクターが常駐している。スポーツジムのような料金設定だった(写真:筆者撮影)
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