『ラヴ上等』シリーズでポイントとなるのが、出演者たちが「過去の過ちをさらけ出す」ことだ。ヤンキーという本来であれば「他人に自分の弱みを見せられない」人たちが、過去の過ちをさらけ出しながら人間として成長するステップが魅力となっている。
また、刺青がびっしり入ったヤンキーたちが共同生活を通して仲を深めるため、料理したりお菓子を作ったりするシーンもあり、見た目のいかつさとのギャップも人気の要素となっているようだ。
圧倒的な作品数を誇るNetflixにおいて、日本の「今日のシリーズTOP10」で第1位になるほど人気な本作。では、一体なぜ炎上する事態となったのだろうか。
出演者の過去がエンタメとして楽しめるラインを超えていた
そもそもの話だが、『ラヴ上等』は顔や身体にびっしり刺青が入った元暴力団員や刑務所に収監されていた人たちが出演している。法治国家である日本において、一線を超えた人間が出演する番組を楽しめるのは、あくまで「自分とはまったく関係のない社会のはみ出し者たち」だからだろう。
つまり、「こういう世界もあるんだなあ」というファンタジーの上で、その恋愛模様をエンタメとして消費できるから面白い……のだが、「『ラヴ上等』シーズン2」では、ある出演者が明かした過去がエンタメとして消費できるラインを超えてしまったのだ。
それは、ホストクラブを経営する塩田一馬さん(29)の発言だ。「『ラヴ上等』シーズン2」では、一人ひとりが教卓に上がって自身の生い立ちや過去に犯した過ちを話すシーンがある。
そこで塩田さんが「人に火をつけたことがある」と過去の犯罪歴を語ったことにより、「そんな人間をメディアに出すな」と炎上する事態となった。
他にも、元ヤクザで小指を切り落としている人や、直近まで刑務所で服役していた人などもいるのだが、中でも塩田さんが突出して「ヤバい人間」として取り沙汰されている。


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