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キムタクや嵐は許されたのに…《WEST.重岡&濱田の結婚》が炎上の理不尽 "推しの人生を操れる"おかしな全能感の正体

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WEST. 重岡大毅 濱田崇裕
8月9日に結婚を発表した、WEST.の重岡大毅(写真左)と濱田崇裕(画像:STARTO ENTERTAINMENT公式サイトより)
  • 霜田 明寛 ライター/「チェリー」編集長
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だが、その感覚はいきすぎると「推しの人生をコントロールできる」というおかしな全能感につながってしまう。

推し活がうまく回っているときはいいが、おかしな全能感を強く持ちすぎると、自分の意にそぐわない選択をアイドルが取った際に、一転、攻撃に転じがちである。

例えば今回、「せめて子どもが15歳になるまで隠し通していてほしかった」というような意見を見たが、これは明らかに、アイドルの人生、そしてそのアイドルの家族の人生までコントロールしようとする、“おかしな全能感の成れの果て”である。

ジャニーズファンにとっての見返りは「“売れる”こと」

ただ、推し活文化が盛り上がる前からジャニーズのファン文化は存在する。それゆえか、旧ジャニーズ界隈ではCDの大量買いの意味合いが、少し異なってくるのもまた事実だ。

女性アイドルやK-POPなどの界隈では、CDを複数枚買うことで、握手会やハイタッチ会に参加できたり、ライブの当選確率が上がったりする“見返り”が発生することもある。

一方で、STARTOではジャニーズ事務所時代から握手会は基本的にデビュー時のみしか行われないなど、複数枚購入を促すシステムになっていなかった。言い換えれば、ファンにとって複数枚購入の“見返り”は薄い。

ジャニーズファンにとってCDの大量買いは、見返りのない“無償の愛”になってしまいがちなのだ。見返りがあるとすれば、自分のその行為によって、チャート上位にランクインするなど、タレントが“売れる”ことなのである。

それゆえか、今回のWEST.の結婚発表には「売れる気ないんか?」といった言葉も目立った。確かに、アイドルに「売れる」というワードを出すことは一見、その意見を正義のように見せる効果がある。「売れる」ことから遠ざかる行為は悪とされがちだ。こういったファンの反応は、アイドルに「売れる」か「結婚」かの二者択一を迫っているかのようでもある。

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