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ビジネス #鉄道最前線

増える外国人観光客「鉄道マナー問題」対策は? 子供を勝手に撮影、大きな荷物で車内を占領…

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外国人観光客で大混雑する鎌倉高校前駅近くの踏切(筆者撮影)
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例えば、駅のホームで電車を待つかわいらしい子供達の姿がSNSなどに投稿されることがある。こうした行為は日本人よりも外国人観光客のほうが、遠慮がないという。しかし、個人の顔がはっきりとわかる状態でSNSなどに投稿すると、肖像権の侵害になるリスクがある。さらに、それを見た第三者が場所と時間を特定し、犯罪行為に結びつけることもないとは言い切れない。

そんな背景もあり、写真撮影や観光客に対する注意喚起が行われている。江ノ電の電車内・中吊りポスターには、駅構内にたたずむ3人の子供の後ろ姿のイラストとともに、「その一枚が、子供を不安にさせています。」というメッセージが日本語だけでなく英語、中国語、韓国語でも書かれている。外国語のメッセージは日本語の下に小さく記載されることが多いが、この注意喚起は日本語の上に書かれており、しかも日本語と外国語のメッセージがほぼ同じ大きさ。つまり、この注意喚起は外国人観光客に向けられたものだと言える。

江ノ電の車内に掲示されているポスター(提供:江ノ島電鉄)

写真撮影だけではない。外国人観光客の乗車マナーについての指摘も多い。江ノ電の担当者は「あらかじめ混雑が予想される日は、乗客が多い箇所に、駅係員や警備員を配置し、乗客の誘導や案内業務を行い、混乱防止や滞留防止を図っている」と話す。

駅係員や乗務員は多言語翻訳機器を活用して対応にあたるほか、車内や駅で、優先席や座席の詰め合わせ、乗車順序、車内での手回り品の扱い方、飲食や会話、ゴミ捨てなどのマナー喚起放送を、多言語で行っている。

空港アクセス鉄道でもマナー問題は多い

乗車マナーについては、首都圏の空の玄関口である成田空港と羽田空港の間を、都営浅草線・京急線を経由し結んでいる京成電鉄でも深刻に捉えている。京成電鉄・経営統括部広報・CSR担当者によれば、一般列車において、スーツケースなどの大きな荷物が車内通路・客室扉に大きくはみ出してふさいでおり、危険な状況となっているほか、大きなスーツケースを複数持つ乗客が着席する際、スーツケースが座席前を広く占有してしまい、他の乗客などが座席を使用できないことがある。

ほかにも、「大きな声で話す、スマートフォンでスピーカーを使用して通話する、イヤホンを使用せず、大音量で動画を視聴する等のマナー違反が見受けられることを、問題と認識している」という。

【写真を見る】増える外国人観光客「鉄道マナー問題」対策は? 子供を勝手に撮影、大きな荷物で車内を占領…(7枚)
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