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「自分で巻くのが楽しい」「子どもが夢中に」…家で《ソフトクリーム》が作れるスジャータの"体験型サブスク"ヒットの裏側

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スジャータめいらくグループ ソフトクリーム
バニラやチョコレートなど現在27種類のフレーバーが展開され、季節限定商品もある(写真:スジャータめいらくグループ提供)
  • 永谷 正樹 フードライター、フォトグラファー
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モニターから寄せられた感想は、味の評価だけではなかった。

「自分で巻くのが楽しい」、「子どもが夢中になっていた」、「孫が遊びに来る日が楽しみになった」など、そんな声が次々と届いたのである。

開発チームが届けようとしていたのは、高品質の味だった。しかし、利用者は体験を価値として大きく受け取っていたのである。

「お客様の声を聞いて初めて、『これは体験も提供しているんだ』と気づきました。そこで採用したのが、サブスクリプションという販売方法でした」(金子さん)

抽出機は無料、冷凍のアイスパックを定期購入

専用の抽出機は無料で貸し出し、利用者は冷凍のアイスパックを定期的に購入する。価格は、アイスパック12個で4950円(税込み)。

フレーバーは好みのものを季節ごとに入れ替えることもできる。「次は何が届くのだろう」という楽しみも演出した。自宅でソフトクリームショップを開くような時間そのものを届ける。その発想が、「くるくるアイス」というサービスの個性になっていった。

1個1食分のアイスパックのセットが毎月届く。1食あたり140mlと食べごたえも十分(写真:スジャータめいらくグループ提供)

「もちろん体験も大切ですが、私たちは食品メーカーです。まずは『おいしい』と言っていただける品質があってこそ、その先に楽しさがあると考えています」(金子さん)

この言葉には、20年以上にわたって「TOMIスジャータシルクアイス」を育ててきたメーカーとしての矜持がにじむ。

何よりも、店で食べる味と変わらない、なめらかな口当たり。濃厚でありながら後味はすっきりした味わい。

その品質があったからこそ、「また食べたい」、「家族で楽しみたい」という体験につながったのである。

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