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「自分で巻くのが楽しい」「子どもが夢中に」…家で《ソフトクリーム》が作れるスジャータの"体験型サブスク"ヒットの裏側

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スジャータめいらくグループ ソフトクリーム
バニラやチョコレートなど現在27種類のフレーバーが展開され、季節限定商品もある(写真:スジャータめいらくグループ提供)
  • 永谷 正樹 フードライター、フォトグラファー
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「業務用として長年培ってきた品質を、そのまま家庭へ届けられないか。そこが出発点でした」

そう話すのは、スジャータめいらくグループのオンラインショップを担当するPDM通信販売の金子哲也さんだ。

「くるくるアイス」の背景には、20年以上にわたって手がけてきた業務用事業があり、そのさらに奥には、戦後間もない時代から続くアイスクリームづくりの歴史があった。

「カートリッジ方式」の業務用ソフトクリームがヒット

スジャータめいらくグループは、1946年に静岡県浜松市で創業し、48年には愛知県名古屋市でアイスキャンデーの製造販売を始めた。

その後、ホテルや喫茶店向けにフレッシュクリームの製造販売を開始し、76年にコーヒーフレッシュミルク「スジャータ」で一般家庭向けにも販路を広げる一方、アイスクリーム事業を主に業務用市場で着実に育ててきた。

現在の「くるくるアイス」へとつながるきっかけとなったのが、2001年にスタートした業務用ブランド「TOMIスジャータシルクアイス」である。

「当時、ソフトクリームを提供するには、大型のフリーザーが欠かせませんでした。液体のミックスを機械の中で撹拌しながら凍らせるので、1つの機械で扱えるフレーバーは基本的に1種類だけ。

ストロベリーやチョコレートなど複数の味を提供するには、その数だけ設備を導入しなければなりません。営業終了後は洗浄作業も必要で、使い切れなかったミックスは廃棄せざるを得ず、ロスも少なくありませんでした」(金子さん)

一方、「TOMIスジャータシルクアイス」は、1個分ずつアイスパックをセットするカートリッジ方式を採用した。必要な分だけ抽出するため食品ロスがほとんどなく、衛生管理もしやすい。

「くるくるアイス」のアイスパック。「TOMIスジャータシルクアイス」と同じく、底のシールを剥がして抽出機にセットしてボタンを押すだけ。必要な分だけ抽出できるため、食品ロスも少ない(写真:筆者撮影)

フレーバーを替えたいときはカートリッジを交換するだけでよく、現在では27種類ものラインナップを展開している。

観光地限定のご当地フレーバーにも柔軟に対応できることから、全国の高速道路のサービスエリアや観光施設へ広がっていった。

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