市内の移動は「トラム」が便利だ。異国でよく見かけるこの乗り物は、乗車1回当たり約250円。ブダペストの観光名所は直径2キロくらいの範囲に集中しているが、ぜんぶ歩いて回ると思うと体力的にかなりつらい。よって私はトラムで旅風情を感じながらショートカット……したのは数回のみ。基本的には徒歩とランニングで、肩で息をしながら移動した。
日本とハンガリーの移動は、タイミングが合えば驚くほど安く実現できる。私は2026年5月、燃油サーチャージなど諸税込みで約7万3000円。2025年10月は約6万2000円で往復航空券を入手した。どちらも中国東方航空、中国乗り継ぎで、片道約20時間の“タイパ最悪プラン”だったが、この値段でヨーロッパに行ければ御の字だろう。
ブダペストの国際空港ではLCCが発着しており、ヨーロッパ各国を格安で結んでいる。私はハンガリーから片道5600円でブルガリア。片道4480円でルーマニアへ移動した。片道5237円でチェコから移動したこともある。ハンガリーを拠点にヨーロッパで行ってみたい国を巡る、といった作戦は予算を抑えられるので、正直かなりオススメだ。
物価はやや高め。パプリカが名産品
ハンガリーの物価は、うーん、日本の1.5倍くらいのイメージだろうか。マクドナルドのハンバーガーは、2025年10月時点で約350円だった(日本では現在190円~)。
同国ではチップ文化があるため、レストランなどでは料金に10%程度のチップが加算される点もつらい。私がレストランで食べた名物料理、パプリカパウダーを使った国民的スープ「グヤーシュ」は、チップ込みで約2100円。同国は欧州の中では比較的物価が安いほうなのだけど、日本人の感覚からすると、やっぱりちょっと高く感じるかなぁ⋯⋯。


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