だからこそと言うべきか、私は同国でスーパーマーケットを積極的に利用した。外でビールを飲めば800円くらいするが、スーパーで缶ビールを買えば150円くらいで収まる。名物のパプリカや、名物のフォアグラ(が50%含まれている缶詰のパテ)も安く手に入る。
ちなみに同国のトイレ事情だが、レストランなどでは無料で利用できる。が、観光名所にある屋外トイレは有料が基本スタイル。1回の利用で100~150円ほど支払わなければならず、お酒やコーヒーを飲みながら観光すると(尿意のせいで)チャリンチャリンと小銭が消えていく。そういった意味でも、宿泊先での飲食には安心感とお得感があった。
筆者が最後に伝えたいこと
現在35歳の私はこれまでに世界50カ国を旅したが、9割以上の国は2019年以降、28歳になってから訪れている。私は17歳のときにカナダとアメリカ、2週間ほどホームステイをした経験があるのだが、お腹を壊したりホストファミリーと喧嘩したり⋯⋯当時の私は「もう二度と海外なんか行くか!」と心に決めた。
日本には素晴らしい観光名所がたくさんある。ご飯も美味しいし治安もいい。お金もないし、時間もないし、英語も話せないし……海外渡航に魅力と必要性をあまり感じていなかった私に、高校の友人が「一緒に韓国に行こうぜ」と誘ってくれた。11年ぶりに国際線に乗り、訪れた異国の地で、私は「日本国外に出るからこそ得られる学び」があることを学んだ。
本記事で紹介した「ドナウ川」には銘板が設置されており、英語でこのように書かれていた。
≪To the memory of the victims shot into the Danube by Arrow Cross militiamen in 1944-1945. Erected 16 April 2005≫(1944年から1945年にかけ、矢十字党の民兵によってドナウ川で銃殺された犠牲者たちの記憶に捧ぐ。2005年4月16日建立)
日本人のパスポート保有率は約18%。世界には200近くの国があるが、ハンガリーを渡航先に選ぶ人もそれほど多くないはず……。本記事はほとんどの日本人にとって、あまりなじみのない内容だったはずだ。それでも最後まで読んでいただき、ありがとうございます。本記事が「平和」について改めて考えるキッカケになれば嬉しいです。


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