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ライフ #開業医がこっそり教える医療のリアル

『週刊現代』「NHKラジオ」から『アベプラ』まで…大学病院の雑用地獄を脱出した医師作家が見た"新旧メディア"の裏表

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撮影の様子
クリニック内で行われた『ザ!世界仰天ニュース』の撮影の様子(写真:筆者提供)
  • 松永 正訓 医師・ノンフィクション作家
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「患者と医者のコミュニケーション」の回のときは、リモートでひろゆきさんが出演していた。変なことを言って論破されたらどうしよう。ちょっとドキドキだった。

始まってみると、ほかにもゲストがいるのに、ぼくとひろゆきさんの対談のような形に。おまけにひろゆきさん、全然、台本を守らないで打ち合わせにないことばかり聞いてくる。ちょ、ちょ待てよ! でもこれがおもしろかった。

毀誉褒貶のある人だけど、メチャ頭がいい人だとよくわかった。ちなみに収録が終了して休憩に入ったとき、ひろゆきさんは「ありがとうございました」と言って深く頭を下げてくれた。礼儀正しい人でもあった。

ABEMA Primeは放映が終わると、YouTubeにアップされる。こっちがメインなのかな。チャンネル登録者数は210万人(26年8月10日時点)。

ぼくとひろゆきさんの回もよく試聴されたようだ。でも、やっぱり本の売れ行きには関係なかった。

知らない世界を覗けるのがメディア出演の醍醐味

それでもこうしたメディアに出続ける理由は、結局、好奇心かな。ぼくは知らない世界を覗いてみるのが好きなので。

それにこんなこと、大学病院にいたら絶対にできない。YouTube番組に出演などしたら教授から呼び出しを喰らうだろう。「君、これはいったいなんだね?」、みたいな感じで。

人生の1/3は自由時間。これを得たことが開業医になって一番よかった点だ。

ちなみに現在の大学病院の教授先生は、1人で雑務を全部こなして最後まで病院に残っている。学会発表も自分で全部資料を揃えてスライドを作り、実にえらいと思う。

昔はそれを部下たちにやらせていただけで、本当はそれが当たり前なんだけどね。

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