有料会員登録 東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

億万長者も芸能人も…の謎 なぜお金があっても幸せになれないのか…幸福学が明かす「たった10%」の冷酷な真実

5分で読める
高所得者のイメージ
お金や名誉はなぜ決定打にならないのか(写真:photosvit/PIXTA)
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

先進国の場合、さらなる経済発展がより高い幸せにつながることはない(Diener &Suh, eds., 2000)。

所得は上がっても幸福度は上がらない社会

イェール大学の政治学者ロバート・レーンによれば、50年間で米国の平均家計所得は約2倍になったが、アメリカ人のうち「とても幸せだ」と回答した人は1975年には53パーセント、2000年度には47パーセントである。

米国の所得と幸福の変化(1946ー1989)(出所:『幸福についての世界でいちばん冷酷なお知らせ』より)

グラフにあるように、米国経済は成長したが、幸せレベルはそのままなのだ。

豊かになればなるほど、お金で幸せを買うことはだんだん難しくなる。

南カリフォルニア大学の経済学者リチャード・イースタリンが指摘したこの現象を「イースタリンの逆説」という。

ここで言及したいのは、貧困から脱した社会では、お金はもう幸せのキーワードにはならないという点だ。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数