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『VIVANT』2、TBSが"視聴者の考察"をコンテンツ化して初回18.8%大ヒット…でも「新規客が入れない」構造に暗雲も

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VIVANT 悪役会議室
主人公に粛清された悪役3人が恨みたっぷりに語り合う(写真:TBSラジオ『VIVANT 悪役会議室』公式サイトより)
  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
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なお、3カ月間だった第1シーズンと違い、第2シーズンは2クール連続の半年間。日曜劇場としては史上初の編成である。

ただ、ここで注目したいのは放送の後だ。ドラマ終了の約1時間後、同日23時、TBSラジオでは、『VIVANT 悪役会議室』という生番組が始まる。パーソナリティを務めるのは、第1シーズンで主人公に粛清された悪役3人だ。リスナーから届いた感想や"調査報告"をもとに、直前に放送されたばかりの最新話を語り合う。その様子はYouTubeでも同時配信されている。

『VIVANT 悪役会議室』の「しばらくお待ちください」画面には天使になった山本 巧課長が浮かんでいる(画像:TBS『VIVANT 悪役会議室』YouTubeより)

SNSは連日、「考察」で盛り上がっている。 悪役会議室の存在が、その熱を可視化しているとも言える。

これまでドラマの「感想戦」は、視聴者がSNS上で勝手にやるものだった。それを、公式が番組にして牽引している形だ。TBSは視聴者の"考察"という遊びを、自社のコンテンツとして回収したのだ。

そこで今回は、ドラマにおけるSNS考察の歴史を振り返りつつ、その功罪について考えたい。先に書いておけば、考察はドラマを強くする。ただし、それは同時に、間口を狭める行為でもある。

いま、何が「考察」されているのか

考察の的になっているのは、まず「生死」だ。第1シーズンのラストでは、主人公の父で、テロ組織の創設者でもあるノゴーン・ベキ(役所広司)の「死」が描かれた。今作はその後の世界が舞台になっているが、「本当に死んでいるのか」と疑問の声は絶えない。

また、「モニター」と呼ばれる世界中に潜伏しているテントの構成員や、「別班」メンバーの素性が完全に明かされていない点も、考察が深まる要因のひとつだ。ネットでは日々、「この人物も別班なのではないか」といった投稿が繰り返されている。

登場人物にノゴーン・ベキの姿はない。また、このなかにも、まだ明かされていないが「別班では」と噂される人物が複数いる(画像:TBS『VIVANT』公式サイトより)

個人的に気になるのは、天才ハッカーの「ブルーウォーカー」こと太田梨歩だ。前作で太田を演じたのは飯沼愛だったが、今シーズンでは花岡すみれに変更された。

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