子どもの学びを支えた時代も。高齢者の暮らしを支える現在も。根底に流れる考え方は変わっていない。
自ら信じる灯を掲げて進む
「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ。ただ一燈を頼め」
幕末の儒学者・佐藤一斎の著作『言志四録』のなかの言葉で、「たとえ暗闇の中であっても、おそれずに自らが灯した光を信じて前へ進め」という意味だ。
この言葉は、宮原社長の著書『M&A経営論 ビジネスモデル革新の成功法則』(東洋経済新報社)の冒頭で紹介されている。2010年の社長就任時、この言葉を心の支えに自らを鼓舞してきたという。
新規事業が成功する保証はない。そもそも、未来がどうなるかは誰にもわからない。それでも目の前の社会課題に向き合い、自ら信じる灯を掲げて進む。
学研の変革は、介護事業の成功ストーリーではなかった。変化を恐れず、使命を見失わず、暗闇のなかでも歩みを止めなかった企業と社員たちの軌跡だったのだ。



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