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キャリア・教育

〈18禁の心理学研究〉娘は父親を避けるもの?!なぜ人は理性より本能に従うのか…600万年消えない「動物らしさ」の正体

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険悪な雰囲気の父娘
なぜ娘は父親と疎遠になるのか? 心をのぞくと見えてくるもの(写真:JackF/PIXTA)

INDEX

人間は理性的な生き物だと思っていないだろうか。
「進化心理学」が示すのは、そのイメージとは正反対の姿だ。
人類が文明社会を築いたのは、約600万年に及ぶ進化の歴史から見れば、ほんの一瞬だ。
長い年月をかけて遺伝子に刻まれた生存と繁殖のための「本能」は、現代でも私たちの行動を無意識のうちに左右し続けている。
娘はある特定の時期に父親と距離を置こうとし、幼いころ一緒に育った男女はなかなか恋に落ちにくい――。一見すると不思議に思える行動の裏側には、何があるのか。
韓国・延世大学で心理学教授を務める筆者が、大ベストセラーになった著書『幸福についての世界でいちばん冷酷なお知らせ』の中で、現代人の恋愛や消費行動を支配する「600万年の本能」の正体を解き明かす。

600万年の習性は、6000年では消えない

『幸福についての世界でいちばん冷酷なお知らせ 進化心理学が教えてくれる“きれいごと抜き”の人生戦略』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

米国シカゴ大学のジェリー・コイン教授によれば、ホモ・サピエンスが文明人として暮らしたのは、進化論的観点から見るとごくわずかの間である(Coyne, 2010)。

人間が農耕生活をしながら本格的に文明を持ったのはおよそ6000年前からだ(訳注:最近は1万年前という説が有力)。

世代にしたら約250世代。人間とチンパンジーが進化の過程で分かれたのはだいたい600万年前だという。約30万世代前である。

漠然とした数字だ。こう考えてみよう。

時間を1年に圧縮するとしたら、人間が生活をした時間は365日のうちのわずか2時間程度。364日22時間は血なまぐさい戦いと狩猟、それからペアリング(カップルになること)に専念してきた。動物だからだ。

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