有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #ヤバい会社烈伝

98%は死ぬ? でも、まだ生きてます…末期食道がんの宣告を受けたのに、1年を経てなお日常生活を送る奇跡

6分で読める 有料会員限定
病院で治療を受けるイメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)

INDEX

【情報提供をお願いします】東洋経済ではあなたの周りの「ヤバい会社」「ヤバい仕事」の情報を募っています。ご協力いただける方はこちらへ。

「金田さん、がん、どうなったんですか?」

ここの所、会う人からそう聞かれることが多くなった。

気になるのも当然だ。

昨年4月、食道がんステージ4bと診断され、このコラムでも報告した。実際、がんは遠隔まで飛び、4カ所で再発していた。

手術も放射線治療もできなかった。そこで、2週間に1回、クスリの投与を続けている。

だからして、1年が過ぎたことで、「まだ死んでないのか?」とか、「生きていたとしても、体調がかなり悪化しているよね」と思うのは当然だ。

その推測は間違っていない。

30年以上にわたる企業取材の経験を通して、「ヤバい」と感じた会社や仕事を取り上げていく。【原則日曜日更新】

なんせ、データによると、私の病状まで進んだ場合、今のクスリを投与しても、平均生存期間は13.7カ月。つまり、今年5月でご臨終となるのが普通なのである。ちなみに、今年9月までに亡くなる確率は98%近くに上る。

この数値は、私が適当に引っ張ってきた代物(しろもの)ではない。日本食道学会の「診療ガイドライン」に記載されている臨床データだ。これは医療界の「マニュアル」であり、全国の医師ががん治療の基本として参照している。

ということは、国立がん研究センターが「ステージ4bの末期がん」と診断し、学会が「98%近い確率で亡くなる」という客観データを示しているのだから、「死んでいるか、かなり悪化しているだろう」と想像するのは、医学的にも的確な推測と言える。

で、実際はどうなのか。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数