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2026年7月13日、ニチレイは、同社グループで不正アクセスによるシステム障害が発生したと公表した。その後の調査で、同社のサーバーがサイバー攻撃を受けていたことが確認されている。
この影響により、ニチレイロジグループ各社の冷蔵倉庫における入出庫業務と、ニチレイフーズの冷凍食品出荷業務に支障が生じた。だが、影響はニチレイグループ内にとどまらない。ニチレイロジグループは国内最大規模の冷蔵保管能力を持ち、その保管事業は年間約5000社に利用されているからだ。
ケンタッキー、くら寿司、イオンにも影響
報道によれば、ケンタッキーフライドチキンの一部店舗では商品の欠品や営業時間の短縮が発生し、くら寿司の一部店舗やイオン系列のスーパーなどでも、配送の遅れや商品の欠品が生じた。
ニチレイは発生当日にグループで使用するシステムを遮断し、緊急対策本部を設置した。外部のセキュリティ専門会社による支援のもとで調査と対応を進め、7月17日から段階的に業務を再開した。7月22日の第4報では、入出庫業務と冷凍食品出荷業務について、今週中に全拠点が通常稼働へ移行する予定だと公表している。
さらに7月21日には、『RansomHouse(ランサムハウス)』を名乗るサイバー犯罪集団が、ダークウェブ上でニチレイへの攻撃を主張し、社内データを窃取したとして一部データを公開したと報じられた。ただし、ニチレイは現時点で、同集団が攻撃主体であることや、その主張内容の真偽を公表していない。
今回の事案が浮き彫りにしたのは、たった1社のシステム停止が、多数の企業の事業継続に影響するという現実である。

