東大生の親御さんは、この「自分から向上しようとする精神性」を引き出すのが上手い親御さんが多いのではないかと僕は思っています。ドラゴン桜の中でも、同じようなシーンが登場します。
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頭の良さの出発点
冒頭の親御さんは、「勉強しろ」とは一度も言わなかったそうです。でも、「勝てる勝負には勝てよ」という一言だけは、子供の中にしっかり残った。そして、その一言が、子供の日常の何百・何千という小さな選択を、全部「勝ちに行く」側に寄せていった。
考えてみれば、これほど効率のいい教育もないな、と僕は思います。「勉強しろ」は、勉強という限られた領域にしか届かない。でも、「勝負に真剣になれ」は、その子の人生のあらゆる場面に、静かに効き続けるわけですから。
もしいま、自分の「地頭」に自信がなくて悩んでいる人がいたら、僕はこう伝えたいです。あなたの目の前にも、たぶん「勝てる小さな勝負」が、今日1日だけで何十個も転がっているはずです。そのうちの一つでも、拾いに行ってみてください。頭の良さって、たぶん、そこからしか始まらないので。

