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キャリア・教育

「地頭がいい子」の親がしている"小さな習慣"「伸びる子」と「伸び悩む子」の家庭にある"決定的な差"は?

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勉強をする女の子と両親
大人がすぐに答えを渡してしまうと、子どもは自分の中で問いを立てる時間を失います(写真:Ushico/PIXTA)
  • 市野瀬 早織 元渋谷教育学園渋谷中学高等学校 国語科専任教諭 市野瀬教育研究所 所長

INDEX

偏差値70以上の進学校で指導し、教え子の5人に1人を東京大学合格へ導いてきた国語科専任教諭、市野瀬早織氏。
東大を目指す学生が自然に身につけている基礎力のひとつが「読み方スキル」だと市野瀬氏は主張する。
文章の要点を素早くつかみ、自分の言葉で説明できる。相手の意図を正確に理解し、的確に判断できる。こうした力は、入試にとどまらず、「社会人として仕事を遂行するため」「リーダーとして活躍していくため」にも欠かせない能力である。
この読み方スキルを、誰でも今すぐ使えるように体系化した市野瀬氏の初の著書『東大合格者が身につけた 一生使える「読み方スキル」』は、発売後たちまち4刷を突破するなど、話題を呼んでいる。
その市野瀬氏が、「地頭がいい子」が育つ家庭に共通する“小さな習慣”​について解説する。

「地頭がいい子」は生まれつきだけで決まらない

『東大合格者が身につけた 一生使える「読み方スキル」』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

「地頭がいい子」と聞くと、生まれつき理解が早い子、知識が多い子、計算が速い子を思い浮かべるかもしれません。

しかし、子どもの伸び方を見ていると、必ずしもそれだけではありません。

わからないことに出会ったとき、自分なりに考えようとする子がいます。一方で、すぐに「どうすればいいの?」「これで合っているの?」と大人に答えを求める子もいます。

その差は、もともとの能力だけで決まるわけではありません。

家庭の中の何気ないやりとりが、子どもの考え方に少しずつ影響していることがあります。

子育てをしていると、親はついこう言いたくなります。

「早くしなさい」
「先に宿題をやりなさい」
「それは違うから、こうしなさい」

朝の支度、学校の準備、宿題、習い事、友人関係。子どもに任せていると時間がかかる。失敗しそうに見える。だから、親が先に道筋を示したくなる。

それ自体は、決して悪いことではありません。

親は子どものことを思って、困らないように、失敗しないように、遠回りしないように言っているのです。

ただ、その関わり方が続きすぎると、子どもの中に、ある小さな変化が起きることがあります。

「地頭がいい子」と「伸び悩む子」の差は、案外こうした日常のやりとりの中に表れているのです。

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