「地頭がいい子」は生まれつきだけで決まらない
「地頭がいい子」と聞くと、生まれつき理解が早い子、知識が多い子、計算が速い子を思い浮かべるかもしれません。
しかし、子どもの伸び方を見ていると、必ずしもそれだけではありません。
わからないことに出会ったとき、自分なりに考えようとする子がいます。一方で、すぐに「どうすればいいの?」「これで合っているの?」と大人に答えを求める子もいます。
その差は、もともとの能力だけで決まるわけではありません。
家庭の中の何気ないやりとりが、子どもの考え方に少しずつ影響していることがあります。
子育てをしていると、親はついこう言いたくなります。
朝の支度、学校の準備、宿題、習い事、友人関係。子どもに任せていると時間がかかる。失敗しそうに見える。だから、親が先に道筋を示したくなる。
それ自体は、決して悪いことではありません。
親は子どものことを思って、困らないように、失敗しないように、遠回りしないように言っているのです。
ただ、その関わり方が続きすぎると、子どもの中に、ある小さな変化が起きることがあります。
「地頭がいい子」と「伸び悩む子」の差は、案外こうした日常のやりとりの中に表れているのです。


