重要なのは、AIを効率化の道具としてだけ扱わないことです。
AIで何時間削減できたかを見るだけではなく、AIによってどの売上機会が増えたのか、どの顧客接点が変わったのか、どの新規事業仮説が市場にぶつけられたのかを見る。
その判断軸を経営に実装する役割が必要になります。
AIを「売上を創るための経営システム」として使う
もちろん、すべての企業がすぐに「CAXO」という新役職を置く必要があるわけではありません。企業規模や事業段階によっては、CEOが兼任してもよいでしょうし、CSOや新規事業部門の責任者がその役割を担ってもよいでしょう。
大切なのは、AI活用を「便利になった」で終わらせないことです。
AI導入の本当の成果は、会議録の作成時間が短くなったことだけでは測れません。
AIによって売上が動いたのか。新しい事業は生まれたのか。顧客との接点は増えたのか。
この問いを経営の真ん中に置ける会社だけが、AI時代の新規事業開発で次のステージに進んでいくのです。
AIを単なる業務効率化の道具として使うのか。それとも、売上を創るための経営システムとして使うのか。
その分岐点に、いま多くの企業が立っています。

