ベランダにハトが住み着いてしまうと、大量の糞(ふん)に悩まされることになる。美観が損なわれるのはもちろん、アレルギーや感染症を媒介するリスクもあるため、住民にとってはまさに死活問題なのだ。放置すれば、建物の劣化の原因にもなる。
鷹匠の江頭さんが飼いならした鷹を放ち、カラスやハトを追い払う。
ちなみに、この神代団地での事例ではないが、ムクドリの対策に駆り出されることもあるという。
「ムクドリは糞害だけでなく、騒音問題で苦情になるケースが目立ちます。そのため、自治体から要請をいただくことが多いですね」
ムクドリ対策の放鷹は、日没の少し前から行うのが鉄則だそうだ。夕方、寝床になる大きな木へと一斉に戻ってくる彼らの習慣を待ち伏せるためである。
賢いカラスは、すでに鷹匠を敵認定。威嚇し続ける
今回の取材で行われたのは、カラスの対策だ。
驚くべきは、なんとカラスは、特定の人間や車両を完璧に識別しているということ。

