駅のホームには時刻表などは見当たらなかった。あるのは前回の電車が出発して何分経ったかを知らせる電光掲示板のみ。同国では5分~10分ほどの間隔で電車が走っており、前の電車が出発した時刻を参考に、「次はだいたいこれくらいの時間かな」といった予測を各自が行う。意外だったのは、このアバウトな制度が思っていたよりも心地よかったことだ。
時刻通り正確に電車がやって来る日本の鉄道網は、世界に誇る素晴らしいインフラであることは間違いない。その一方で、ウズベキスタンでは正確な時刻がわからないからこそ、「焦ったりイライラしてもしょうがないよね」といった心理に傾きやすい。日本にいる時よりも心に余裕をもって、電車を待つことができた。時間に追われていない感覚は存外、悪くない。
気になる筆者の渡航費用
地下鉄が走っているウズベキスタンの首都・タシケント市内は非常にコンパクト。丸1日あれば、主要な観光名所を制覇できる。青色が美しい巨大なモスク、ドーム状の屋根の下にあるバザール、まるで名古屋のように栄えたビル群……。ほとんどの観光地で入場料は不要なので、観光費用は移動費と食費だけを気にしていればいいだろう。
