ソビエト社会主義時代に開通したウズベキスタンの地下鉄は、「世界で最も美しい地下鉄」と名高い。乗車料金は1回あたり23円。日本の電車は乗車距離によって料金が変動するが、同国では改札を出なければ23円でどこまででも行ける。日本人の私からすると「23円で何時間でも楽しめる観光名所」のように感じた。
「まるで美術館にいるみたいだな」
階段で地下に降りると、無骨で殺風景な地下通路に出る。1~2分ほど進むと、スタイリッシュな印象の改札が見えてくる。改札はクレカのタッチ機能で突破できる。切符を買うための手間が省けるため、正直めちゃくちゃ便利。日本でもガシガシ導入が進んでほしい。
改札横には日本と同じように、駅員さんが座るガラス張りのスペースがあった。改札を撮影していいかジェスチャーで伝えたところ、「どうぞ」といったリアクションがあったのだが、これは私が異国を旅しながら学んだ知恵の1つだ。撮影禁止の場所ではないか、現地の人に直接確認することで、余計なトラブルを未然に防ぐことができる。
改札を突破してエスカレーターを下っていくと、おおー、噂の駅のホームが見えてきた。私の正直な感想は、「まるで美術館にいるみたいだな」「全体的にちょっと冷たい感じの印象がする」「電車のレトロ感がエモイ」「柱のデザインがカッコよすぎる」「23円で乗り放題。次の駅にも行くでしょこれは」……。
