新生児の写真を撮影する「ニューボーンフォト」が人気だ。SNSなどで公開する親が増えている。
だが最近、素人が撮影したのか、無理なポーズや長い時間の撮影など、赤ちゃんに負担がかかっていそうな危険な写真が目立つようになってきた。
ニューボーンフォトの取り組みを続ける病院の担当者たちは、そうした風潮に警鐘を鳴らし「赤ちゃん目線」での撮影を強く訴える。
「ニューボーンフォト」とは何か
「いいねー、かわいいねー!」
カメラマンが優しく声をかけながら撮影しているのは、ベッドに寝ころんだ生後4日の男の子だ。
仰向けで、下半身の大事なところだけはタオルで覆っているが、あとは自然体。たまに腕を伸ばしたり、自由気ままだ。ベッドの横にはお母さんが座り、スマホでわが子を撮影している。
赤ちゃんの身体が冷えないよう、合間にタオルをかけながら行なわれた和やかな撮影会は、9分ほどで終了。母子は個室に帰っていった。
ここ、茨城県つくば市の筑波学園病院では、2022年の7月に「ニューボーンフォト」の取り組みを始めた。コロナ禍で病院に立ち入れず、生まれたばかりのわが子に会えない家族の声もきっかけの一つになった。以来、毎年200人ほどの赤ちゃんを撮影してきた。


