シンメトリカル4WDシステムは、レヴォーグ レイバックにおいて、1.8リッターモデルにも採用されている技術だが、ハイブリッドとの相性も良いことが、白馬のワインディングロードで改めてわかった。
従来のマイルドハイブリッド搭載車、例えばクロストレックと比較すると、山道でのトルク感が明らかに違う。
ただし、ステアリングフィールは、いまひとつダイレクト感に欠けるきらいがある。好みの問題であるけれど、1.8リッターターボ車のほうが、少し重めで、かつ手のひらに路面の状況が伝わってくるので、スポーティさで言うと上と感じられた。
ただし、鈍なわけではない。操舵力が軽めなぶん、操りやすいのも事実。フィーリングはさておき、ドライブしている自分とクルマの動きとの一体感はちゃんとある。S:HEVのステアリングフィールのほうが好きだという顧客がいても、まったく不思議でない。
パワートレインを共有するフォレスターとの差別化
「(同様のドライブトレインを使っている)フォレスターと比較すると、商品コンセプトとしてはフォレスターがどこまでも本格的SUVであるのに対して、レイバックS:HEVは移動の質を高めるハイブリッドクロスオーバーという違いを出しています」
開発を総指揮した商品革新本部スポーツ車両企画室の小林正明氏は説明。従来のユーザーからはスポーティな走行性能が評価されているため、そこは継続しつつ、燃費を向上させてロングツーリングに対応できるモデルにしたということだろう。

