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半導体マイクロン・テクノロジー「キャンセルできない5年契約」が拡大…最新決算が映すメモリー市場の変化

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売上高が急拡大

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マイクロン・テクノロジーは、米国を代表するメモリー半導体メーカーです。データを記憶するDRAMと、電源を切っても情報が残るNANDフラッシュの2つを主力とし、世界で数社しかいない大手の一角。近年は、AIの計算処理に欠かせない高帯域幅メモリー(HBM)でも存在感を高めています。

スマートフォンやデータセンター、自動車など幅広い分野に製品を供給する同社が、2026年3〜5月期の決算を発表しました。AIによるメモリー需要の拡大は、すでに広く知られています。決算説明会で経営陣が語ったのは、メモリー事業の仕組みそのものが変わりつつあるという話でした。

キャンセル不可の長期契約が広がる

本連載「Strainer Report」はわかりやすい図表に定評のあるストレイナーの決算分析記事のうち、海外企業に関するレポートを掲載しています。詳細はStrainerをご覧ください

スミット・サダナCBO(最高事業責任者)はSCA(Strategic Customer Agreement、戦略的顧客契約)について「キャンセルできない」と明言しました。顧客がこの契約から離脱できる条項は存在しないと言うのです。自動車向けを除き、原則として5年間の契約です。

いわゆる「テイク・オア・ペイ」方式をとり、顧客はビット(メモリーの容量や量を数える基本単位)を買おうが買うまいが、価格×数量の支払い義務を負います。そして価格には、上限と下限の「バンド」が設けられています。

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