東筑軒はうどん店を7店舗運営しているが、今回のロードサイドモデル1号店オープンにあわせて麺も出汁も新しくしたという。
店内には12種類の薬味が並ぶ「薬味処」があり、自分だけのマイ薬味が作れるようになっている。味変の楽しみも待っている。
まずは何もつけずにうどんをいただく。
すするとやわらかい福岡のうどんかと思いきや、噛むとモチッと返してくる。やわらかいのにプツッと切れないモチモチの麺はクセになりそうだ。スープは濃すぎないやさしい味。そこへ、かしわめしをひと口。永遠にリピートしたくなる組み合わせだ。
「火も包丁も、使えなかった」
ロードサイドモデル1号店は、これまでの駅の店舗と何が違うのか――。浅田さんに聞いてみた。
「ロードサイドモデル1号店ができたことで、大きく変わりました。というのも、駅の店舗では火も包丁も使えなかったんです」
駅の構内という場所柄、安全のために店内で調理はできないそうだ。そのため、温かい炊きたてのかしわめしや、揚げたての天ぷらを出すことは、そもそもできなかったのだ。東筑軒にとって駅の外に出るということは、「店で料理ができるようになる」ということでもあった。

