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グランプリ常連の「名物駅弁」が《1杯290円》で大行列…105年続く老舗が初めて出す"できたてソウルフード"は別格だった

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かしわめし
駅弁では970円の「かしわめし」。ロードサイドモデル1号店では手軽に食べられるようにお手軽サイズで290円で提供しているという(写真:筆者撮影)
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東筑軒はうどん店を7店舗運営しているが、今回のロードサイドモデル1号店オープンにあわせて麺も出汁も新しくしたという。

かしわめしとミニサイズのかしわうどんの「うきうきセット」(510円)。かしわめしもうどんも食べたい人にありがたい。ちなみに、ミニではないかしわうどんがつく「わくわくセット」は610円だ(写真:筆者撮影)

店内には12種類の薬味が並ぶ「薬味処」があり、自分だけのマイ薬味が作れるようになっている。味変の楽しみも待っている。

柚子胡椒、おろし生姜、黒煎り七味、あおさ粉など、12種類の薬味が並ぶ。つい欲張って4種類の薬味を小皿に盛った(写真:筆者撮影)

まずは何もつけずにうどんをいただく。

九州産小麦「チクゴイズミ」に北海道産の全粒粉を合わせた、無添加の生麺。よく見ると、茶色い粒が点々と見える(写真:筆者撮影)

すするとやわらかい福岡のうどんかと思いきや、噛むとモチッと返してくる。やわらかいのにプツッと切れないモチモチの麺はクセになりそうだ。スープは濃すぎないやさしい味。そこへ、かしわめしをひと口。永遠にリピートしたくなる組み合わせだ。

マイ薬味を投入すると、同じうどんが味を変える。シンプルなうどんを、いろんな薬味で試してみたくなる(写真:筆者撮影)
店内のお惣菜コーナーにはお弁当のほかにも、惣菜が並んでいる。食事後に買って帰る客の姿も。かしわめしを作るときに出る鶏皮をごぼうと煮た「鶏皮ごぼう」も人気だと、浅田さんが教えてくれた(写真:筆者撮影)

「火も包丁も、使えなかった」

ロードサイドモデル1号店は、これまでの駅の店舗と何が違うのか――。浅田さんに聞いてみた。

「ロードサイドモデル1号店ができたことで、大きく変わりました。というのも、駅の店舗では火も包丁も使えなかったんです」

駅の構内という場所柄、安全のために店内で調理はできないそうだ。そのため、温かい炊きたてのかしわめしや、揚げたての天ぷらを出すことは、そもそもできなかったのだ。東筑軒にとって駅の外に出るということは、「店で料理ができるようになる」ということでもあった。

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