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年の差「60歳」の父と息子― 現在21歳の息子が、9歳で親元を離れて「イギリス暮らし」を選んだ理由

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秀樹さん(仮名)
9歳で単身渡英した目的は「世界一自由な学校」と称される「サマーヒル・スクール」だ(写真:筆者撮影)

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「この7月で22歳になります」

都内の某私立大学に通う秀樹さん(仮名)。彼の父・片山さんは現在81歳で、秀樹さんは父が59歳のときに授かった子どもだ(過去記事)。

父の計らいで公立の学校ではない道へ

秀樹さんは9歳のときにたったひとりでイギリスに行き、オルタナティブスクール(※)の寄宿舎で生活した経歴を持つ。さぞかし日本人離れした方なのではと思いきや、終始落ち着いた態度で正しく敬語を使いながら会話をする彼を目の前にすると、思わずそのグローバルな経歴を忘れてしまいそうになる。

※現在の公教育とは異なる、独自の教育理念・方針により運営されている学校の総称。俗に言う「フリースクール」などもこの中に含まれる。

秀樹さんの父は教育関連の書籍を100冊以上読み、当時の日本の公教育の方針・システムに危機感を覚えるなかで、オルタナティブスクールのような、子どもの自主性を尊重する教育機関の存在を知った。

秀樹さんが3歳になるとモンテッソーリ系の幼稚園へ通わせ、小学校の入学前には公立の小学校と近隣のオルタナティブスクールを秀樹さんと共に見学した。秀樹さんは公立の小学校の様子を見て「つまらなさそう」と言い、秀樹さん自身がオルタナティブスクールに通うことを決めた、という話だったがーー。

(写真:片山さん提供)
(写真:片山さん提供)
(写真:片山さん提供)
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