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良いガバナンスが、良い会社をつくる――。
6月22日、東京などの主要駅に"意味深"な広告が一斉に出現した。 看板やデジタルサイネージのデザインは、真白の背景に冒頭の一文が青字で書かれただけのシンプルなものだが、よく見ると「OASIS」の文字も。この広告を出稿したのは、アクティビスト(物言う株主)のオアシス・マネジメントだ。
オアシスは今年6月の株主総会において、5件の株主提案を行った。KADOKAWAや京セラに対しては社長や会長の解任を提案するなど、アグレッシブな行動も辞さない同社。だが、特定の企業を名指しする代わりに普遍的な教訓を説いた広告を、 公共交通機関に掲示するのは異例だ。 総会ウィークの幕開けは、ガバナンスの重要性を訴える異色の広告によって告げられた。
総会ウィークを狙い撃ち
「長い間温めてきたアイデアだ」。オアシスのセス・フィッシャー最高投資責任者はそう話す。
広告は東京駅をはじめ大手町、日本橋、品川、有楽町、そして京都駅で一斉に掲示された。東京メトロ丸ノ内線の車内にも中吊り広告が掲示されている。大企業が本社を置くビジネス街に的を絞った出稿戦略だ。オアシスがこうした広告を公共交通機関に展開するのは初めてだという。
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