6月19日に配信した「【2026年版】地価が高い『埼玉県の住宅地』ランキングTOP302地点」では、国土交通省が公表した「2026年地価公示」のデータを基に、1平方メートル当たりの地価が高い埼玉県の住宅地、上位約300地点を紹介した。本記事では「地価上昇率」に照準を絞り、上位地点をまとめてみたい。
ランキングを概観すると、2桁の上昇率を記録したのは2地点だった。近隣の東京都が307地点だったのは別格としても、千葉県の46地点、神奈川県の10地点と比べても、埼玉県の地点数はかなり控えめなものとなった。
駅前再開発や区画整理が地価を押し上げる
個別地点に目を移すと、1位は「さいたま市浦和区高砂2丁目」(最寄り駅は浦和)、2位は「さいたま市大宮区下町1丁目」(同・大宮)だった。この2地点は19日配信の地価ランキングでも1位と2位に入った、県内屈指の人気住宅地。地価そのものの水準も、需要の高まり具合も突出している状況が読み取れる。
3位に入ったのが「川口市大字西立野字寺ヶ崎」(同・戸塚安行)。東京外環自動車道の川口東インターチェンジにほど近い地点だ。鑑定書によると、「最寄駅から徒歩圏内にあり区画整理も徐々に進行し、堅調な需要が認められることから、このところ地価は上昇傾向にある」という。
4位は「所沢市西住吉」。近年の発展がめざましい西武鉄道の所沢駅が最寄り駅だ。鑑定書には「地区計画や周囲の区画整理等もあり、戸建住宅地の需要が主である。土地の供給があれば業者は強気の販売価格を設定。将来の見込みは強」いとある。
5位には「川口市大字小谷場字岡ノ下」(同・南浦和)がランクイン。鑑定書は「区画整理事業の進捗に伴い周辺環境も改善され、堅調な住宅需要も認められることから、このところ地価は上昇傾向」としている。

