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「もしかして、うちの子って他の子と少し違うのかもしれない」
声をかけても、まったく聞いていないように見える。
他の子が自然にできることを、うちの子だけが苦手にしている。
「発達障害」「グレーゾーン」という言葉は気になる。
そんな“言葉にならない違和感”を抱えながら、毎日の子育てに疲れ切っている親御さんは少なくありません。
脳科学をベースに、家庭でできる発達支援を提案してきた吉野加容子氏の新刊
『発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!』では、子どもの困った行動を「性格」や「わがまま」ではなく、「脳の特性」から捉え直す方法を紹介しています。
今回は本書から、子どもの行動が変わり始める「声かけ」の考え方を一部紹介します。
「あとちょっと!」動画を見るのをやめないわが子に
「それ、見終わったらやるって言ったよね?」
テレビやスマホに夢中なわが子に、そう声をかけたことはありませんか。
さっき約束したはずなのに、何度言っても動かない。「これ見たらやる!」「あとちょっと!」。そう言いながら、結局また次の動画へ進んでしまう。親としては、つい「なんでこの子は……」と思ってしまいます。
では、同じ場面で、こんなふうに声をかけてみたらどうでしょう。
「その動画の一番面白いところ、教えて♪」
すると子どもは少し顔を上げて、「ここがね――」と話し始めることがあります。
声のかけ方が変わるだけで、子どもの反応がまったく変わる。同じ状況、同じ子どもなのに、そこから気持ちが切り替わり、次の行動に移れることもあるのです。
これは、一体何が起きているのでしょうか。
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