東洋経済オンラインとは
ライフ #「病気」と「症状」の対処法

40~50代の疲れは危険信号 じわじわと進行し5年生存率は50%…感染症でもがんでもない"命を縮める病気"の防ぎ方

9分で読める
心不全
息苦しさ、疲れ、むくみ…これらの症状には怖い病の"芽"が隠されているかもしれません(写真:pearlinheart/PIXTA)
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
■心不全対策
・食塩摂取を控える(高血圧や心不全の患者は1日6g未満が目標)
・野菜から先に食べる
・動物性脂肪の摂取を控える
・糖質を摂りすぎない
・適正体重(BMI〈体重(㎏)÷身長(m)の二乗〉が25未満)の維持
・体を動かす習慣をつける(ウォーキングなど)
・禁煙
・飲酒するならほどほどに(エタノールとして男性20~30mL/日以下、女性10~20mL/日以下〈20mLはビール中瓶1本に相当〉)
・睡眠時無呼吸症候群の検査を受け、診断されたら適切な治療を受ける
など

「睡眠時無呼吸の検査を除けば特別なことではありません。高血圧や脂質異常症など、ほかの病気でも言われている基本的な生活習慣の改善が、心臓の健康も守ることになります」(五十嵐さん)

狭くなった血管を「見える化」

わかっていても、地道に続けることはなかなか難しいもの――。そこで五十嵐さんは、心不全の危険因子を持つ患者に「冠動脈CT(コンピューター断層撮影)」という検査を他院と連携して行い、予防の動機づけにしている。冠動脈CTとは、エックス線を照射して撮影した冠動脈の画像をコンピューター処理して、立体的に描出する検査だ。

「患者さんに、『悪玉コレステロールの値が○○だから食事に気を付けて』と説明しても、深刻度が伝わりません。しかし、血管の一部が狭くなっている画像を見せると、『このままだと詰まる』と、初めて自分事として捉えてくれます」

実際の冠動脈CTの画像。太い動脈から枝分かれした冠動脈の1つ(LAD=左前下行枝)が途中で狭くなっている(矢印)(写真:五十嵐さん提供)
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数