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「食べたカロリー」を自動測定、シャープ初のスマートウォッチとライフスタイル事業の本気度

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からだメイト WatchとRingの展示。パッケージとともにブースに並べられていた(写真:筆者撮影)
  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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Watch・Ringともに連携するアプリ「からだメイト」は基本機能が無料だ。月額600円の有料プランでは管理栄養士監修のアドバイスや食事管理機能が加わる。法人向けにもスマートウォッチやリングを用いた従業員の健康管理サービスの導入を目指しており、2026年冬にも投入する。

からだメイトアプリのスコア画面。睡眠・運動・体調・食事の4項目で管理栄養士監修のアドバイスが表示される(写真:筆者撮影)

「デバイスの会社」から「ライフスタイルの会社」へ

中江氏は発表会の冒頭、「デバイスを提供する企業から、人の体験そのものを支えるライフスタイルを提供するブランドへ」と宣言した。背景にはスマートフォン事業の構造変化がある。

同日発表されたハイエンドスマートフォン「AQUOS R11」は、SIMフリー版(512GB)の価格が16万3900円。前モデルのAQUOS R10からメーカー直販価格で5万円上昇した。中江氏は「メモリ価格の高騰が大きいが、仕様向上の分もある」と説明する。Proを冠する最上位モデルは2年続けて投入を見送った。「手に取って使える端末なのかというレベルになってしまう」(中江氏)と説明するように、価格高騰がフラッグシップ製品の企画自体に影響を及ぼしている実態がある。

囲み取材に応じるシャープ担当者。左から田中陽平氏、中江優晃氏、川井健氏(写真:筆者撮影)

海外展開でも、インドネシアやシンガポールへのR11投入は価格高騰を理由に見送った。ローエンドのAQUOS wishは法人向け需要が根強く計画を進めているが、販売の主力はミドルレンジとハイエンドに移す方針だ。

AQUOS R11の3色。左からテラコッタ、ネイビー、アイボリー(写真:筆者撮影)

こうした環境の中で、ウェアラブルとアプリのサブスクリプションサービスを組み合わせたストック型ビジネスは、端末販売だけに依存しない収益構造への布石となる。中江氏は囲み取材で調理家電やエアコンとの連携にも言及した。「バイタルデータがわかれば、お客様ごとに提案する内容が変わる。アウトプットの先を多く持っているのがシャープの強みだ」と語った。

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