東洋経済オンラインとは
ライフ

50代夫妻、築50年超の自宅をカラフルにDIY! 仲間達と一緒に「老後も人が集まる場所」づくり楽しむ 千葉・市川市

13分で読める
湊さん夫妻の家
「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025」で総合グランプリを受賞した湊さん夫妻の家(撮影:相馬ミナ)
2/8 PAGES
3/8 PAGES

ほかにも地域の活動として、「ニューボロイチ」という地域のお祭りを仲間たちと始めたり、50人規模の市民農園を営んだり。地元愛から勝手につくった「ICHIKAWA CITY」のロゴ入りTシャツは、いまや市役所で販売されるまでになっている。

この家は、2人の活動の拠点でもあり、地域とつながる玄関口でもあった。

結婚してすぐに、地元で自転車まわりのグッズを販売する店を始めたセイヤさん(撮影:相馬ミナ)
リノベーション後、念願かなってアート教室の場を自宅に移し、いっそう自由さをパワーアップさせたマミさん(撮影:相馬ミナ)

「建て替え」か「リノベ」か。背中を押したのは建築家の友人

リノベーションを決意したのは、購入から20年たった2025年。浴室の機器が不調になり、各所で進む傷みを持て余し始めてもいた。マミさんはかねがね、アート教室を自宅で開くことでもっと自由な活動をしたいと思っていたが、それを可能にするには広いスペースも必要だった。

長女と次女が社会人となり、家族構成が変わり始めるタイミングも重なった。建て替えも頭をよぎったが、セイヤさんはこう語る。「僕らはこの家が建物として好きだし、この先また数十年住めるように、なんとかうまくやれないかと考えました」。相談を持ちかけたのが、地元の友人として付き合いのあった建築士の河野直(こうの・なお)さん・桃子(ももこ)さん夫妻が率いる、設計事務所「つみき設計施工社」だった。

河野さんたちもまた、このM1住宅の魅力を熟知しており、さらに開発者である建築家・大野勝彦氏とのつながりもあったことから「絶対に残すべき」という強い後押しを得た。「つみきさんが、これかっこいい、面白いよって背中を押してくれたので迷いが吹っ切れました」とセイヤさん。

M1はユニット住宅の金字塔。ユニット化されているがゆえの難しさもあるが、鉄骨造なので間取りの自由度が高い点では、リノベーションに向いているといえる。

4/8 PAGES
5/8 PAGES
6/8 PAGES
7/8 PAGES
8/8 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象