「安心」は子どもが外の世界に自信をもって関われるようになる
子育てでの「安心」の重要性は、様々な側面からも言われています。
有名なイギリスの精神科医ジョン・ボウルビィが提唱した愛着理論では、子どもが育つために最も大切なのは、特定の養育者との「安心できる関係」であるとされています。
この安心できる関係(=安全基地)が、情緒の安定や自己肯定感、他者との関係づくりの土台になるとされています。そして安心できる関係が築かれると、子どもは探究意欲をもち、外の世界に自信をもって関わるようになると言われています。
また、近年、子育てにおいて「非認知能力(自己肯定感、やり抜く力、自制心、協調性、共感力など)」を育てることの重要性が、ますます注目されています。
これらの力を育むうえで欠かせないのが、子どもの心の土台、「自分はここにいていい」「自分は大切にされている」という安心感だと言われています。
安心感がしっかりと心に根づいていると、子どもは自然と「やってみたい」「挑戦したい」という前向きな気持ちをもつこともできるようになります。発達心理学や教育学の分野でも、「学び」や「挑戦」は安心できる関係と情緒の安定のうえに築かれるとされています。

