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「受験2週前に全日本出場」女子駅伝2冠の大学トップランナーが国立大を再受験 驚異的スケジュールこなし未来の看護師に

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大学女子駅伝2冠を達成し、卒業後に浜松医科大に入学した兼子心晴さん(写真:兼子さん提供)
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「城西にいた時は、同期と『駅伝で日本一を目指そう』と話していたので、そこはブレずにいようと思っていました。後輩の見本となる選手でいたかったし、その思いが陸上を頑張れた理由です。

受験のほうは、大会が終わって疲弊した直前期も、家族や周囲の人たちが支えてくれたから乗り越えられたと思います。受験を通じて周囲の人の大切さに気づけたことが、今の自分を作ってくれたと感じています」

周囲から「なんでそんな大変な道を行くの」と言われることもありましたが、貫き通した意志は、今となっては確かな財産になっています。

浜松医科大ではテニス部「アルバイトも始めた」

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現在、浜松医科大学1年生の兼子さん。硬式テニス部に入り、アルバイトも始め、「城西の時とは全然違う充実した毎日」を送っています。

「再受験して浜松医科大学に来てみたら、文系大学から理転した人や、就職してから医学科に入った人など、いろんな経歴・人生の人がいることに気づきました。頭のいい人も多くて日々学べるし、城西も楽しかったけど、今の大学生活もとても楽しいです。時間がない中での時間の見つけ方・作り方を学べたことも大きかったです」

「目標は国家試験に合格し、看護師になること」だと語ってくれた兼子さん。現在、双子の妹と交わした「2人で看護師になろう」という約束を、着実に現実へと近づけています。

「夢は諦めないほうが絶対にいいと思っている。諦めなければいろんな景色が見える」

兼子さんの言葉には、遠回りを選んだからこそ見えた景色が宿っています。兼子さんの姿は、「自分の道を貫くこと」の意味を静かに教えてくれました。他の誰かの生き方を真似するのではなく、自分が信じた目標を手放さない姿勢こそが、彼女を2冠と大学合格の両方へと導いた原動力なのだと思いました。

(写真:兼子さん提供)
教訓:諦めなければ、いろんな景色が見える。遠回りに見える道が、一番遠くまで連れて行ってくれる。
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