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高市首相「笑顔が消えた瞬間」に不信感が爆発するワケ…「"ネガキャン動画"問題」が浮き彫りにした《知識バイアス》の恐怖

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高市早苗首相
近年、「笑顔」の印象が強くなっていた高市早苗首相。それが裏目に出る出来事が…(写真:Tomohiro Ohsumi/Getty Images)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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一方で、対照的なのが、高市氏と総裁選を争い、“ネガキャン動画”の標的になったと報道されている小泉進次郎氏だ。整った顔立ち、爽やかな笑顔――「信頼性の高い顔」を持つ。

それゆえ「親しみやすい」と感じる人が多い反面、「軽い」「中身がない」という批判も時には生んできた。支配性を感じさせない顔は、リーダーとしての「有能さ・実行力」が伝わりにくいという別のリスクを抱えている。

2月の衆議院議員選挙中には「小泉進次郎が赤ちゃんを抱っこするとギャン泣きされる」という画がXでバズっていた(画像:小泉進次郎公式Xより)

では高市首相はどうか。

高市氏の顔立ちは、本来「支配性が高い」側に位置している。くっきりとした眉、鋭い目線、引き締まった表情――これらはいずれも怒り顔に近い特徴だ。政治家としての長いキャリアの中で「強硬派」「保守のトップランナー」という支配性の高いイメージが固定されてきた。

しかし高市氏は、3人の中で最も複雑な位置にいる。支配性の高い顔立ちを持ちながら、意識的に「信頼性の軸」へのシフトを試みてきた政治家だからだ。

「見た目戦略」で成功していたのに…

筆者は今年2月、高市首相が総選挙で圧勝した理由を、見た目の科学から分析した

その核心は「支配性から信頼性へのシフト」だった。

それ以前の高市氏はくっきりとした眉、強い目線——支配性の高い印象を与える顔立ちだった。しかし総選挙に向けて、柔らかな眉、ナチュラルなメイク、青系のスーツという変化が加わった。「信頼性の軸」を強化する、見た目の戦略的転換だ。

2024年9月に行われた自民党総裁選に出馬した際の高市首相。くっきりと輪郭を強調した眉が強さを前面に出していた(画像:高市早苗公式Instagramより)
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