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高市首相「笑顔が消えた瞬間」に不信感が爆発するワケ…「"ネガキャン動画"問題」が浮き彫りにした《知識バイアス》の恐怖

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高市早苗首相
近年、「笑顔」の印象が強くなっていた高市早苗首相。それが裏目に出る出来事が…(写真:Tomohiro Ohsumi/Getty Images)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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しかし先述したように、支配性の高い顔立ちは、怒り顔に近い。そしてトドロフ氏の研究によれば、怒り顔に近い顔は「信頼できない」と自動的に判断されやすい。

また信頼性の高い顔立ちには、先述した「幸せそうな表情」に加えて「女性的な特徴」が関連するとも示されている(※1)。

ここに高市首相の特殊性がある。女性であるという事実は、それだけで「信頼性の軸」にプラスに働く可能性がある。この点が、後述する見た目戦略をより大きな効果として発揮させた要因の1つと考えられる。

自民党総裁選に出馬した頃から笑顔が増え、柔らかくなったと評価されてきた(画像:高市早苗公式Xより)

つまり、「強い顔」は往々にして「信頼性が下がって見える」という構造的なリスクを抱えている。

意識的に「信頼性の軸」へのシフトを試みてきたが…

では、「強い顔」の政治家の例として、先述の麻生太郎氏と石破茂氏を思い浮かべてみたい。

麻生氏は典型的な「支配性の高い顔」の持ち主だ。

顎が張り、目が鋭く、表情が厳しい。長年にわたって「強さ・威圧感」という印象を持つ人物として認知されてきた。その怒り顔に近い顔立ちが、熱狂的な支持者を生む一方、根強い批判も引き寄せてきた。

石破氏も、その“強面(コワモテ)”な顔がよく話題に上がってきた。麻生氏と同じく「支配性の高い顔」だと言える。

しかし、「笑うと可愛い」とギャップが好意的に捉えられたり、「怖いと言われる顔を和らげるため」と、3回目の総裁選出馬頃からメガネをかけ始めて好評を得たりなど、印象が変わっていった人物としても知られる。

「なんて平和なんだろう……」というコメントもついた、最近の石破茂前首相のポスト(画像:石破茂公式Xより)
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