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高市首相「笑顔が消えた瞬間」に不信感が爆発するワケ…「"ネガキャン動画"問題」が浮き彫りにした《知識バイアス》の恐怖

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高市早苗首相
近年、「笑顔」の印象が強くなっていた高市早苗首相。それが裏目に出る出来事が…(写真:Tomohiro Ohsumi/Getty Images)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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これは、高市首相だけに起きていることではない。

高市首相といえば、以前は「笑顔が少ない」と言われたり、濃い眉や鋭い視線から「硬い」印象を持たれたりしていた。つまり、「強い顔」を持つ政治家として知られている。

「強い」イメージを持たれがちな高市首相(画像:高市早苗公式Xより)

同じように、歴代首相には「強い顔」を持つ人が多い。日本で最高のリーダーシップを求められる存在ゆえに、「強い顔」が求められがちなのかもしれない。例えば、高市首相の“後見役”とも言われた麻生太郎氏や、前首相の石破茂氏もそうだ。

こういった政治家は例外なく、熱狂的な支持と激しい批判を「同時に」生み出している。それはなぜか。

「信頼性の高い顔」は「信頼できない」と判断される?

心理学者のアレクサンダー・トドロフ氏は、人間が顔から受ける印象を2つの軸で整理している(※1)。

1つは「信頼性」の軸――善か悪か、味方か敵かを判断する軸だ。

もう1つは「支配性」の軸――強いか弱いか、支配的か従属的かを判断する軸だ。

では、「信頼性の高い顔」とは何か。幸せそうな表情に似た顔立ち、柔らかな目元、穏やかな口元、いわゆる「笑顔に近い顔」だ。

一方、「支配性の高い顔」とは、怒り顔に近い顔立ちを指す。顎が大きく、眉が上がり、目が鋭い。男性的で成熟した印象を与える顔だ。

この2つの軸は、それぞれ独立している。「信頼性が高く、かつ支配性も高い」顔もあれば、「信頼性が低く、支配性も低い」顔もある(※1)。

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