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緊迫の中近東エリアで「日本企業が最も進出している"国"」はどこか 国別の「進出業種」に大きな違い

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イラン国旗
不安定な情勢が続く中近東地域に、現在、どのような企業が進出しているのか(写真:niphon/PIXTA)
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業種別の内訳を見ると、機械卸売が48社(ダイキン系、キヤノン系など)、電気機器卸売が29社(東芝系、横河電機系など)、輸送用機器卸売(日産自動車系など)が17社と卸売業が目立ち、全体の4割超を占めた。全体でみると中東の現地法人に多いのは、販売拠点の役割を担っている法人だということがわかる。

なお、製造業は合計43社あるが、その業態は多岐にわたるため、図表内では詳細に分類して表記している。

各国で進出している業種の違いはあるか?

進出国別の進出数を見ると、アラブ首長国連邦が149社、サウジアラビアは58社、イスラエルは32社と、この3カ国が突出している。ただ、上位3カ国に進出している企業の業種は、大きく異なっている。

アラブ首長国連邦は卸売業や統括会社が多く、中東地域全体をカバーする販売・物流拠点としての機能が重視されている。一方、サウジアラビアは製造業自体が多く、なかでも化学(8社)が目立つのが特徴だ。

同じく製造業が多いイスラエルについては、医薬品(2社)、電気機器(4社)、精密機器(4社)と業種が分散している。進出先の主要3カ国それぞれで、異なる産業基盤を持っていることがうかがえる。具体的な進出企業の一覧については、『海外進出企業総覧 国別編』を参考にしてほしい。

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