海外のサイトから商品を買うときも損をする。50ドルの商品を買いたいとき、1ドル=110円なら5500円を払えばいいけれど、1ドル=130円になると、6500円も払わなければならない!
円安・ドル高で得をする人、損をする人
円安・ドル高はデメリットしかないじゃない?
でも、円安・ドル高になると自動車や電子機器、造船など、輸出がメインの企業はお金を稼げるようになる。
たとえば、トヨタ自動車が自動車をアメリカに3万ドルで売ったとする。このとき、1ドル=110円なら売り上げは330万円だけれど、1ドル=130円なら、売り上げは390万円になる。
同じ車を売っても、為替レートによって売り上げに60万円も差が出るということだ。
輸出で成長してきた企業は、円安・ドル高になると業績が上がり、株価にも反映される。
ところが、商品を国内に販売する内需企業にとって、円安・ドル高は痛手になる。石油などの原材料価格が上がって、利益が減るためだ。
原油価格が1バレル50ドルだったとする。為替レートが1ドル=100円のときは1バレルあたり5000円で買えたのに、1ドル=130円になると、1バレルあたり6500円を払わなければならなくなる。
原油価格が上がると、原材料費が上がって利益が減ってしまうのだ。

