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5年以上も入居希望ゼロ…《築30年の元"ガラ空き団地"》が、「移住者の聖地」に大化けしたワケ 「教育移住者」も増加の背景

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移住者向けの賃貸住宅「ホシノマチ団地」
移住者向けの賃貸住宅「ホシノマチ団地」(写真:筆者撮影)
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空室だった住戸を再度利用するために、設備機器の更新を中心に、必要に応じてリフォームも行われている。一部住戸で畳からフローリングへの切り替え、キッチンやトイレ、洗面台の交換、内窓を設置するなど、暮らしやすく整えられている。

トイレは一部取り替えられている(写真:筆者撮影)
蛇口も味わいがある(写真:筆者撮影)

ちなみに、住棟の1〜2階部分は、構想時の発想から「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」としての利用も想定されている。そのため、見守りのセコムが設置され、手すりも取り付けられた。全年齢の移住者が入居できるが、50歳以上の人が該当の部屋に入居する場合は、サ高住として月額で追加費用がかかる。

「最大8万円台」で72平米に住めるお得感

家賃は、1LDK・54.4㎡は5万4000円〜6万5000円、3DK・71.7㎡は6万9000円〜8万円。共益費は4000円だ。この家賃について「運営当初でいうと地域最高値の金額でした」と牧原さん。一方で、東京の家賃相場に慣れていると、ずいぶん手頃に感じる。

「そもそも佐久市内での比較対象はあまりありませんが、この家賃帯は、都市部から来た人からすると、ありえないようですね。この広さなら安いじゃん、今住んでいるところだったら倍以上してしまうよね、という反応でした」

新緑の季節のホシノマチ団地(写真:筆者撮影)

家賃は、入居者がどこに住んでいたかによって受け止め方はもちろん変わる。地域の相場から見れば高めでも、都市部から移住する人にとっては、住戸のゆとりを含めて魅力に映る。

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