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「国のため戦うか?」日本13%、韓国67%の衝撃。「日韓関係の現在地」とは? 澤田克己×みたらし加奈対談(前編)

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なぜ、韓国の若者は「国のために戦う」と答える比率が高いのか?(写真:Yeongsik Im/PIXTA)
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澤田:もちろん体感的に言っても、日本よりも韓国のほうが国防意識が高いように感じるのですが、その違いが世論調査の数字ほどかけ離れているのかはわかりません。

みたらし:BTSのメンバーが徴兵される時に、デモが起きましたね。

澤田:ただ、それは女性などが中心ですよね。「BTSは徴兵免除すべきだ」という議論が巻き起こりましたが、やはり同世代の若い男性からすると「公正に扱え。特別扱いするな」という主張になります。現在の韓国では「公正かどうか」が、とても強く意識されるんです。

以前は、家の事情などで兵役を短縮される人もいましたが、今の韓国は少子化で、基本的には例外なく全員が徴兵されています。

韓国社会では、「海兵隊」や「ブラックベレー」など精鋭部隊だった人は尊敬されるという軍事文化が根付いてもいます。

みたらし:人間には、「利用可能性ヒューリスティック」という、繰り返し見聞きする出来事ほど選択肢として思い出しやすいという傾向があります。澤田さんのおっしゃる徴兵制があるからこその戦争への意識というものも、「何かあった時にその選択を取る」というところにつながるでしょう。

澤田:10年に、仁川の沖合で韓国海軍の哨戒艦「天安」が北朝鮮の魚雷攻撃によって沈没させられ、46人が死亡しました。その8か月後には、北朝鮮による砲撃で韓国軍の兵士2人、民間人2人が死亡しています。

当時、徴兵されて軍隊にいたという韓国人男性とその事件について話すと、「自分と同じように徴兵で軍務に就いていた仲間が殺された。北朝鮮には強い反感を抱いた」と話していました。当時、徴兵されていた年代の男性で、北朝鮮に悪いイメージを持っている人は多いとも言っていました。

韓国外交と対米関係

みたらし:北朝鮮との緊張状態があるからこそ、日本や中国とは平和的な外交を望むというような流れはありますか。

澤田:冷戦後、韓国が意識してきたのは、日本、アメリカ、中国、ロシア、この4つの国です。特に日米中との関係をどうマネージしていくかが大切でした。

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