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「国のため戦うか?」日本13%、韓国67%の衝撃。「日韓関係の現在地」とは? 澤田克己×みたらし加奈対談(前編)

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なぜ、韓国の若者は「国のために戦う」と答える比率が高いのか?(写真:Yeongsik Im/PIXTA)
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澤田:植民地支配は、日本だけがしていたわけではありません。イギリス、オランダ、フランスの支配が、日本より紳士的かというとそうとも言えません。

そして、支配に抵抗する独立運動が起こり、武装闘争が起こるのも歴史の必然です。その国の歴史の中では「正当な戦い」と評価されるのは当然のことです。

だから、植民地支配の時代背景を舞台としたドラマがすぐに「反日」だとは言えません。ただ、みたらしさんの話を聞く限り、そのNetflixのドラマに関しては、事実関係に問題があるように思えます。反日的だと感じる人がいるのは理解できます。

みたらし:難しい問題ですよね。日本と韓国、どちらの歴史的な物の見方に立つかによって、前提が変わる場合もある。そこに、両国が抱える歴史的関係性の複雑さがあるのでしょう。

「徴兵制」と「国防意識」の関係

澤田:別の社会、別の国、別の歴史があって、別の常識があるということをちゃんと認識することが大切ですね。それが、丹羽さんもお話しされていた「外の世界のことをちゃんと知る」ことにもつながるのだと感じます。

みたらし:別の社会といえば、韓国は徴兵制が存在していることが日本との大きな違いですよね。徴兵制の存在は、戦争に対する意識に影響するのでしょうか。

澤田:『Z世代は戦後初めて銃をとる世代になるかもしれない』では、「もし戦争が起こったら、国のために戦いますか?」という意識調査が取り上げられています(※「世界価値観調査」による22年の調査結果)。

調査では、日本で「はい」と答えたのは13.2%であるのに対して、韓国で「はい」と答えたのは67.4%でした。

(画像:『Z世代は戦後初めて銃をとる世代になるかもしれない』 p.94より抜粋)

日本社会には「国のために戦いますか」と聞かれたときに、「戦う」と答えなければいけないという規範意識はありません。

しかし、韓国の事情は違います。北朝鮮との軍事的な緊張状態が続いており、徴兵制もあるのですから、やはり「戦う、と答えるべきだ。答えなければいけない」という規範意識が働くわけです。

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