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「台湾問題は取引材料」と放言したトランプ発言がもたらすもの、米中「建設的戦略安定関係」に潜む不安定化の構図

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米中首脳会談後の2026年5月15日、ホワイトハウスで報道陣に語りかけるトランプ大統領(写真:2026 Bloomberg Finance LP)
  • 三船 恵美 駒澤大学法学部教授、JFIR日本国際フォーラム上席研究員、RIPS平和・安全保障研究所研究委員
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2026年の米中関係は、3つの大きなタイムラインを軸に展開されている。

3つのタイムライン

第1のタイムラインは、26年11月3日のアメリカ中間選挙、そして、27年秋に開催される5年に1度の中国共産党の党大会へ向けた権力闘争である。この大きなイベントを中軸に、両首脳と両国政府は、自己の利益を最大化させようと動いている。

第2のタイムラインは、米中で26年に4回開催される首脳会談である。今後の3回は、習氏訪米による9月24日の首脳会談、11月18~19日に中国が議長を務める深圳APEC(アジア太平洋経済協力会議)の際の首脳会談、そして12月14日から15日にかけてアメリカが議長を務めるフロリダ州マイアミのトランプ・ナショナル・ドラルにおけるG20(主要20カ国・地域)首脳会議の際の首脳会談である。

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